日経新聞の記事を集めて,加筆したもの.
躍進する中国のまさに虚実についての本である.
この1年間で,上海と厦門,中国の二つの大都市に行ってきた.
まさに繁栄と貧困どちらかが虚で,実なのかはわからないが,虚実だった.
メインストリートは高層ビルが建ち並び,車道には高級車が走り回る.
それらに飽き足りないかのように建設中のビルが偏在する.
しかし,裏手に入れば,少し前までの中国のイメージ通りのダウンタウンだ.
そこには,日本車など止まっているはずもない.
この本は旅で感じた中国の歪みをジャーナリストの視点で解説してくれた.
なかなかにおもしろい本であった.